マルウェア解析Ⅰ

コースの概要

本コースは、マルウェア感染が疑われるインシデントが発生した際の実践的な対処方法を身につけることを目的としたトレーニングコースです。
マルウェアの解析に必要な知識と基礎から学び、ハンズオンでの検体解析をとおして、実戦的なマルウェア解析技術を習得することを目的とします。

履修対象者

  • サイバー犯罪捜査官
  • 執行機関のフォレンジック担当者
  • インシデントレスポンス担当者
  • セキュリティスペシャリスト

必要となるスキル

基本情報処理技術者試験合格相当の知識
システム/ネットワークの運用経験
プログラミング経験


コース内容

1. マルウェア概論

マルウェアの種類 / マルウェアの挙動 / 侵入経路 / 昨今のマルウェア

2. マルウェア解析概論

解析環境 / 解析手法 / 解析観点 / 耐解析機能

3. マルウェア解析

解析手法 / 解析ツール / 挙動の確認(プロセス・ファイル・レジストリ・ネットワーク)/ 動的解析

4. 悪性文書ファイル解析

解析手法 / 解析ツール / 難読化されたスクリプトの解析 / 動的解析

5. 耐解析機能

アンチデバッグ / アンチ VM / アンチ解析環境

6. 最終演習

実際のインシデントを想定したマルウェアの解析

講師について

中島 将太

中島 将太

Shota Nakajima

株式会社サイバーディフェンス研究所にて、マルウェア解析、インシデントレスポンス業務、脅威情報の収集・分析業務に従事。JSAC、HITCON CMT、AVAR、CPRCon、Black Hat EUROPE Arsenal、CodeBlue BlueBoxなど様々な国内外のカンファレンスに登壇。セキュリティキャンプ全国大会の講師も務める。というのは世を忍ぶ仮の姿である。

開催要項

コース名 マルウェア解析Ⅰ
形式 ハンズオン
期間 2日間|10:00~18:00
(プライベート開催も可能です。お問い合わせ下さい。)
定員 16名(最低開講人数: 5名)
教材 日本語
価格 330,000円 (税込)
会場 サイバーディフェンス研究所オフィス内トレーニングラボ

コース名 日程 期間 空席
解析Ⅰ 2024年10月2日(水)- 10月3日(木) 2日間  空席

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トレーニングの申し込み

トレーニングのお申し込みはメール(seminar@cyberdefense.jp)にて受付けております。

受講申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、トレーニング事務局まで
メール(seminar@cyberdefense.jp)してください。メールによるお申込みを受付後、当研究所よりトレーニングお申し込み受付確認のメールをお送りいたします。

お申込み時の注意

  • 受講者の変更

    受講申込書記載の受講者は、各コース開催日までにご連絡いただくことでご変更は可能です。

  • 受講料のお支払い

    各コースの終了後に請求書を送付いたします。お支払いは、各コース開催月の翌月末に一括ご入金いただきます。

  • キャンセルについて

    各コース開始日の2週間前までに書面もしくはEメールにてご連絡ください。それ以降各コース開催日までのキャンセルには、25,000円のキャンセル料金が発生します。また当日やむを得ず欠席される場合に関しては、受講料をお支払いいただきます。

  • 誓約書への署名

    各コース初日に誓約書類への署名が必要となります。これは、各コースで習得したハッキング技術等を悪意を持って使用しない旨をご誓約いただくものです。

受講申込書のダウンロード

上記の諸注意事項、トレーニングの申し込み注意事項をご確認のうえ、ご同意頂ける場合は下記より受講申込書をダウンロードしてください。

機密性を重視した依頼を送る際はこちらからお願いいたします。

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