フォレンジック・インシデントレスポンス

フォレンジック・インシデントレスポンス概要

インシデント対応やサイバー犯罪捜査に必要な技術を学ぶトレーニングコースです。コースの一部は法執行機関限定となり、犯罪捜査のシーンで実際に活用可能なフォレンジック技術を学ぶことができます。

コース紹介

デジタルフォレンジック基礎&実践演習

ハンズオン★★

セキュリティインシデントやサイバー犯罪への対応において、初動対応(ファーストレスポンス)は重要なフェーズであり、現状の把握、調査対象の優先度決定(トリアージ)、証拠保全といったアクションを迅速かつ適切に実施することが求められています。

これらのアクションを実施する上で、フォレンジックの技術要素を取り入れることにより迅速かつ正確に事象発生の原因、日時、被害範囲を特定することが期待できます。

本コースでは、当社で提供しているファストフォレンジックツールCDIRを活用しながら、Windowsを対象にファストフォレンジックに必要となる知識、技術をハンズオン形式で学びます。 CSIRTの初動対応機能を強化したい組織、外部ベンダーとの連携を前提とした組織、組織犯罪等においてデジタルフォレンジック対応を担当する方に向けた内容となっています。

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犯罪捜査とアクター分析のためのOSINT(官公庁限定コース)

ハンズオン

サイバースペースにおいて安全なOSINT(Open Source Intelligence:公開情報に基づく調査)を行う知識とテクニックを体系的に学ぶトレーニングコースです。

本コースは、法執行機関の犯罪捜査官、インテリジェンス組織や防衛組織のリサーチャー、ダークウェブやアンダーグラウンドコミュニティと接触する必要のある方を主な対象者として想定しています。

OSINTを行うための環境構築から、業務を遂行するときに必要となるセキュリティ対策、自己匿名化などOSINT業務の担当者自身の情報を相手に提供しないための対策を意識しながら安全にリサーチを行うテクニック、ディープウェブ、ダークウェブを含むアンダーグラウンドコミュニティとの関わり方、流出データや仮想通貨の分析、脅威アクター特定のためのリサーチ手法をハンズオンで学びます。

本コースを受講することによって、情報分析、犯罪捜査とアトリビューションに有効かつ安全なOSINTテクニックを習得することができます。さらに副次的な効果として、犯罪者が自分自身の秘匿化のために利用しうる様々な技術を把握することができます。

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学習用コンテンツ

フォレンジック学習コンテンツCDIR-L(CDIR Learning)

CDIR-Learning(CDIR-L)はインシデント発生時の初動対応から、デジタルフォレンジックの基礎知識、ファストフォレンジックによる具体的な調査方法、脅威インテリジェンスを活用した攻撃分析、再発抑止を目的とした脅威分析まで防御的セキュリティオペレーション全般を学習できる学習教材(学習テキストとハンズオン演習用のデータセット)です。

ポータブルなWindowsデスクトップアプリケーションとして開発しており、お手元のPCでいつでもどこでも手軽に学習することができます。

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コース名 日程 期間 空席
犯罪捜査とアクター分析のためのOSINT 2024年9月19日(木)- 9月20日(金) 2日間  空席
デジタルフォレンジック基礎&実践演習 2024年6月18日(火)- 6月19日(水) 2日間  空席
2024年9月2日(月)- 9月3日(火) 2日間  空席
2024年12月12日(木)- 12月13日(金) 2日間  空席
2025年2月17日(月)- 2月18日(火) 2日間  空席
(オプションコース)2025年2月19日(水) 1日間  空席