コースの概要
本コースは、ハードウェアハッキングに必要となる基礎的な知識とテクニックを習得するためのハンズオントレーニングコースです。
ハッキング対象のハードウェアの技術仕様に関する情報収集から、ロジック・アナライザ等を用いた通信の盗聴・解析、ファームウェアのダンプ、取得したファームウェアの解析まで一連の技術を習得することを目的としており、チップオフやはんだ付けなども体験することができます。
制御システムを始め、様々なIoTのサイバーセキュリティに関与する技術者、防衛装備品などの特殊なデバイスのセキュリティに関与する技術者、法執行機関のフォレンジック担当者にとって有用な知識とスキルの獲得が可能なトレーニングコースです。
履修対象者
- 国家安全保障に関連する組織のサイバーセキュリティ担当者
- サイバー犯罪捜査官
- サイバーテロ対策担当者
- 重要インフラのセキュリティ担当者
- IoTのサイバーセキュリティに携わるエンジニア
必要となるスキル
必須スキル:
Linux端末でのCUI操作(Windowsは使用しません。恐れ入りますが、LinuxのCUI使用経験の無い方の参加はご遠慮ください。)
推奨スキル:
はんだ付け(趣味のレベルで問題ありません)
コース内容
1. ハードウェアデバイスへの攻撃に関する基礎知識
組込みシステムの構成 / 組み込みシステムでよく使用されるプロトコル
2. 対象デバイスに関する情報収集
デバイス回路構成の推定 / 攻撃起点の見極め
3. UART通信の概要
UARTのタッピングと解析
4. JTAGを用いたファームウェアの動的解析
5. ファームウェアの奪取
SPIフラッシュの取り外しと読み出し / eMMCの取り外しと読み出し / 読みだしたファームウェアの解析
開催要項
コース名 | ハッキング|ハードウェア |
形式 | ハンズオン |
期間 |
2日間|10:00~18:00 |
定員 | 16名(最低開講人数: 5名) |
教材 | 日本語 |
価格 | 660,000円 (税込) |
会場 | サイバーディフェンス研究所オフィス内トレーニングラボ |
コース名 | 日程 | 期間 | 空席 |
---|---|---|---|
ハードウェア | 2023年10月18日(水)- 10月19日(木) | 2日間 | ![]() |
その他のおすすめコース
★はコースの難易度の指標を表しています。
トレーニングの申し込み
トレーニングのお申し込みはメール(seminar@cyberdefense.jp)にて受付けております。
受講申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、トレーニング事務局まで
メール(seminar@cyberdefense.jp)してください。メールによるお申込みを受付後、当研究所よりトレーニングお申し込み受付確認のメールをお送りいたします。
お申込み時の注意
- 受講者の変更
受講申込書記載の受講者は、各コース開催日までにご連絡いただくことでご変更は可能です。
- 受講料のお支払い
各コースの終了後に請求書を送付いたします。お支払いは、各コース開催月の翌月末に一括ご入金いただきます。
- キャンセルについて
各コース開始日の2週間前までに書面もしくはEメールにてご連絡ください。それ以降各コース開催日までのキャンセルには、25,000円のキャンセル料金が発生します。また当日やむを得ず欠席される場合に関しては、受講料をお支払いいただきます。
- 誓約書への署名
各コース初日に誓約書類への署名が必要となります。これは、各コースで習得したハッキング技術等を悪意を持って使用しない旨をご誓約いただくものです。
受講申込書のダウンロード
上記の諸注意事項、トレーニングの申し込み注意事項をご確認のうえ、ご同意頂ける場合は下記より受講申込書をダウンロードしてください。